足るを知る

インドで妊娠→日本で里帰り出産

インド最後の診察 妊娠初期症状振り返り

今日から18週になりました。5か月折り返しです。

 

今更ですが妊娠した周期と初期症状を振り返り。

・妊娠した周期はタイミングを取るというより、旦那と久しぶりに会ったので自然とそういう機会が増えていました。思い返すと排卵日と思われる日もそういうことをしていた気がします。

・近所のヨガに通い始めて、90分×週3を繰り返してました。慣れれば大丈夫とはいえ、はじめのころは筋肉痛になってました。呼吸法などたっぷりやったからか、血の巡りがよくなったのかもしれません。

・生理予定日近辺で喉が痛くなり、鼻水が止まらなくなりました。あまり鼻風邪はやらないのであれ?と思ったのを覚えています。それから鼻水が10日間くらい延々と出続けました。

・生理予定日3日前くらいにピンクのおりものがでました。着床出血かな。

・生理予定日から1週間後に妊検をして、すぐ陽性が出ました。

 

今まで何回か妊娠したけど、初期症状が丸被りすることってないですね。鼻水が出続けたのはこれがはじめてでした。

 

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昨日、産婦人科で最後の診察を受けてきました。

13時に行ったけど、今ドクターがランチ食べてるからちょっと待っててっていわれたw

インドっぽい。

診察はとてもシンプルで、体重と血圧をはかって、ドップラーで心音をきいて(150bpmくらいでした)終わり。サンキュードクター。

日本への紹介状と、いろんなサプリメントをもらいました。

鉄+葉酸、カルシウム、マルチビタミン

USA製なので錠剤がいちいちでかい。絶対飲み込めない。困ったもんだ。日本に帰ったら小さめの錠剤のを買いなおそうと思います。

あと鉄にもマルチビタミンにも葉酸が1.5mgずつ含まれていて、2種類飲むと3mg。でも、日本の推奨量って0.4mg(μg)なんですよね。今までも1.5mgの葉酸を飲み続けて胎児にも異常はないからあまり心配してないけど、どうしてこうも違うんだろう。

葉酸は過剰分は体外に排出されるそうですが、日本は過剰摂取を嫌がりますよね。欧米は4mgとか飲むみたい。食生活の違いなどが原因かなー。

日本に帰ったら食事からしっかり栄養とろうと思います。

なんでインドで妊娠したんだろう

妊娠5か月、17週後半です。

バンコク年越しはほんとよかったんですけど、帰印してから疲れの大波が襲ってきて、帰宅するなり久しぶりのリバース。

翌々日のリウマチ科の診察も、行きの車の中でリバース。直前に食べたいちご味のゼリーの香り付き。

病院から帰ってきてからベッドから立てなくなり、水飲んでも吐くのでやべ~~と思い3日間ひたすら寝込む。ペットボトルをすするようにして生き延びる。バンコクで増やした体重が一気にチャラになる。

4日目、生まれ変わったように元気になる。

妊婦の吐き気と疲れは直結することをこの身で実証しました。

 

疲労からくるつわりのぶり返しは怖い。妊婦は無理しちゃだめってよくいうけど、ほんと無理しちゃだめだわ。まだまだいけるって思っても腹八分目で休まないとそのあとが酷い。

あと10日で故郷ジャパンに帰れるんですけど、寒さからくる風邪で絶対一回はやられると思うんです。インフルだけにはならんように気をつけないと。

 

ほんとなんでインドで妊娠したんだろう。

よりによってというか・・・結婚して5年、日本では流産したりセックスレスになったり旦那がED気味になったり散々だったのに。

インド行ってたったの2か月、旦那と手と手を取り合って苛酷な環境でやってくうちに自然に妊娠してた。旦那、ふつーに性欲復活してるし。おいおい。白髪は増えて体重も一時期6キロ減って、苛酷な環境で人間の生存本能が目覚めたのかね?

 

大体、日本で2回も心拍確認後の流産をして、大学病院で不育の検査して何にも引っかからなくて、インドいって先生がたまたま追加した抗体検査でひっかかるってなにさ。アスピリンをほいっと処方されて気が付けば安定期まできちゃったよ。

インドだからここまできたのかな?

インド、いま嫌いだけどw

運命とは安易なのでいいたくないが、インドってところが「あ~それっぽい」って思っちゃう。

母子手帳もないし、母親学級もない。アメリカ式なのでエコー検査なんてまだ2回しかしてないし、尿検査なんて1回もしてないし、いまだに出産予定日もいわれてないし、その割に出生前診断はがっつりやるし、体重制限なんてないし。やせるとものすごく深刻そうに「食べなさい」っていわれるし。

でも、なんだろう。日本で、日本語で、たくさんの情報と不安にさらされるより、ずいぶん気は楽だった。

バンコクへ行ってきた/リウマチ科の診察

安定期に入ったと同時に飛行機で3時間ほどのバンコクに行きました。

バンコクにしたのは、乗り継ぎ含めて15時間かかる真冬の日本へ帰るより、身体的負担が少ないこと。つわりでインド飯が食べられなくなったので、日本食が充実している近場のバンコクで栄養補給と休息をとること。そして伊勢丹や日系スーパーで買い出しができること。これが理由でした。

妊婦が飛行機に乗ることは賛否両論ありますが、安定期に入ったのであれば医師と体調と相談の上で乗ってもいいと思います。血流が滞らないようにこまめに足を動かしたり、通路側の席を予約したり、小さい工夫は必要ですが。

 

それにしてもバンコク。行ってよかった!東京とほぼ同じくらいの大都会バンコクは、清潔であたたかくてご飯は美味しいしパラダイスでした。デパートもぴっかぴかで、日本と変わらないじゃないか。今までつわりであまり食べられなかったお肉などのたんぱく質や、何より新鮮な野菜がたくさん食べられて大満足。

予約していったマタニティマッサージも受けられてよかった~。日本よりだいぶお安いね。

 

なにより「歩道を自分の好きなように歩ける」ってことがこんなに幸せなことだったなんて。自分の脚で自分のペースで歩く。当たり前のことに感動する夫婦ふたり。

体調を見ながら体力を取り戻すべく、一日1万歩程度歩きました。インドにいると本当に運動不足になるので。

 

滞在中お世話になったのはスクンビットソイ24にあるマリオットエグゼクティブアパート。サービスアパートメントタイプのホテルで、乾燥機付き洗濯機、電子レンジ、家庭用冷蔵庫、食洗器、キッチンがついているので長期滞在にはぴったりでした。

 

たっぷり8日間滞在して、晴れ晴れとした気分でインドに戻ったのは午前2時。無駄なセキュリティチェックに出てくるのが遅い荷物。気を抜くと割り込んでくるおっさん。

ああインドに戻ってきてしまった・・・と夫と疲れ切った顔で苦笑い。

 

翌々日にリウマチ科の病院へ行きました。

抗カルジオリピン抗体igmの検査結果では、前回より値が下がっているのと現状不正出血などの症状がないことから、ヘパリンの自己注射は必要なしとのこと。

私が2週間後に日本に帰るため、病院あてに紹介状も書いてくれました。手書きでw

あなたはハイリスクだから絶対に大学病院がいいわよ、と強調して書いてくれました。

というわけで、不育症に関してはアスピリンのみ服用ということになりました。

前回お腹の子の心音をきいたのが約3週間前なので、いま元気なのかわかんないけど、とりあえずひとつひとつ課題をクリアしていくしかないよね。

次は産婦人科の診察、そしていよいよ帰国準備だ。日本て真冬なんだよね。どんな格好すればいいのかわから~ん・・・。

もやもや

夜になって急に不安が強くなった。

 

抗リン脂質抗体症候群。日本で検査したときには全部陰性だったのに。妊娠後に検査したら陽性だった。そもそも日本で検査したときの検査項目の記憶があいまいで、抗カルジオリピン抗体IGMを測ったのかどうかわからない。いやでも自費項目を含めすべてやったのだから、きっと当時は陰性だったんだ。(電話で問い合わせたけどセンシティブ情報だから教えてくれなかった)

 

今回、明らかに数値が高いのにヘパリンを打たなくていいのか。

こんな週数まで来てしまったのだから腹をくくるしかないのだろうか。

この病名は安定期に入ったからって安心できない。流産・死産が生まれるまでつきまとう。

海外で自由に動けない状態で、ひたすらネットを検索して不安に陥る悪循環。無事にうまれた人はみんなアスピリン+ヘパリン併用している気がする。

この数値でアスピリンのみなんて、自殺行為なんじゃ・・・。

不安が伝播したのか心なしか腹も張っている。

つわりがあるからって安心できない。先週力強い心音をきいたけど安心できない。

きっと何をしたって安心できないんだ、今の私は。

 

不育症の患者さんが長い検査・治療を経て無事に出産したブログ記事をみると「よかった」と我がことのように思う。ここに至るまでどれだけつらい思いをしたんだろう、と思うと涙がこみあげてくる。

無事に生まれるってこんなに尊いことなんだ。

暗い記事ですみません・・・。

再検査結果 メイドを雇う ヨーグルティア もろもろ

抗リン脂質抗体症候群の指標となる血液検査の結果がでました。

抗カルジオリピン抗体IGM・・・30MPL U/ml

基準値では10以下が陰性、40以上が陽性。

その中間は英語で「Weak Positive」とありました。

前回は「43.5」でばりばり陽性だったので、若干数値としては下がった。

でも「Weak Positive」だから、何らかの治療は必要なんだよね。微妙な数値・・・。

アスピリン単独療法でいけるのか、ヘパリン併用療法をするのか。

先生の判断基準がおそらくアメリカ医療なので、日本とは違うとはいえ、なんかもう15週まできちゃってるので、いまさらヘパリン打つのかい?という気にもなっているのが正直なところ。通常は妊娠判明と同時に治療開始だから。

でもこれから赤ちゃんがぐんぐん大きくなってくるのに万が一自分の抗体が悪さをして臍帯に血栓を作ってしまったらと思うと、ぞっとする。

わ~家で心音きける機械が欲しいよ~エンジェルサウンドだっけ?日本だったらそっこうで買ってるわ。

 

お世話になってる医療通訳さんにこの検査結果を渡して産婦人科先生に意見を求めたところ(本人いなくても教えてくれるあたりがインドならではおおらかさだ)「リウマチ科の先生の意見をききたいから診察にいって」とのこと。

そしたらリウマチ科の先生、正月明けまで休みでいないんだって。

産婦人科先生「じゃあ正月明けに診察にいって。それまではアスピリン飲めばOKよ」。

アバウトw

でもまあ、しかたない。腹くくって年越しバンコクを楽しもう。

つわりでめっきり体力が減って、体重も4.5kg減ってしまった。インドにいるとほとんど歩かなくなるので(車による移動がメイン。外は危険なので基本ひとり歩きはNG)少しは歩いて体力を取り戻そう。

あとはなるようになるさ。というかなるようにしかならないんだ。

 

***

 

最近「ヨーグルティア」を買いました。

ヨーグルトや甘酒、納豆なんかを作れる発酵機です。知り合いの船便に紛れ込ませていただきました。

さっそく甘酒とヨーグルトを作り、つわり中に弱ったからだに「飲む点滴」といわれる甘酒を流し込んだところ、即リバース。

がっかりです。

ヨーグルトは美味しく食べれました。さっそく便通がよくなり、ほっと一息。

そのあと夕飯で白菜(インドではチャイニーズキャベツという名前で売られている)を茹でてポン酢かけたやつをせっせと食べていたら、ポン酢でむせ、せき込んでいるうちにリバース。ああせっかく食べたのにもったいない。

吐くのうまくなったな・・・吐きながら「今回はあと3吐きくらいで終わる」とか考えてるもんな。

 

つわりが酷くなる直前、お友達からの紹介で掃除メイドを雇いました。ほんと雇ってよかった。日本人に慣れてるし、いわなくてもちゃきちゃきやってくれるし、助かる。週に3日、1日2時間バストイレと床の掃除、お皿洗い、洗濯、アイロン、ゴミ捨てしてもらって、月に9000円くらいかな。これでもかなり相場より高いんですよ。

インドの家は石造りで、床も石。モップ掛けするにも無駄に広い(4ベッドルーム、バストイレが3つとか)ので基本メイドを雇うのが当たり前。メイド文化が当たり前のように根付いているので、中流のインド人家庭にもメイドは普通にいる。

盗難だけには気をつけていますが、今のところ金品を盗られる様子はない。でも油断は大敵。ここはインド。

別の方からきいた話だと、金品じゃなくて、洗剤とか、小麦粉とかを毎日少しずつ持って帰るメイドもいるらしい。欲しいなら分けるのに!盗んじゃだめだよ!

 

インドで妊娠初期 つわりとの闘い NIPT検査など

何の因果か駐在帯同中にインドで妊娠し、現在14週です。

9週から本格的につわりが到来し、13週でピーク。14週の今も油断すると胃もたれから嘔吐しますが、少しずつつわりが薄れてきているような気がします。

ピーク時でも多くて1日2回程度の嘔吐だったので、妊娠悪阻で苦しんでいるかたよりは軽かったんだと思います。

おなかは空くのに食べれない。何を食べていいのか途方に暮れる。

インド飯はもちろんNG。想像しただけで吐き気。

もちろんコンビニやお惣菜などの便利なお店もなく(ドミノピザとかはあるけど)自分で1から作るか日本から持ち込んだレトルトに頼るしかない。

とにかくキッチンに立つのが憂鬱。特に生肉に触りたくない。

バナナ、りんご、梨、高野豆腐、そうめん、フリーズドライの雑炊等で食いつなぎ、完全に栄養バランス崩している状態でここまできました。

体重は初診時からマイナス4キロ。

先生からはもっと食べないとだめといわれる。でも無理なんだよ~

処方された吐き気止め(ドキシネート)を夜1錠だけ飲むようになる。

アメリカでは承認されている薬です。

飲んでから2時間後くらいに抗いがたい眠気が襲い、そのまま就寝。

たしかに吐き気はとまる。

妊婦に吐き気止めは日本では嫌がられますが、インドではわりとほいほい処方されます。

日本ではつわりは耐えろ。赤ちゃんに万が一のことがあったら困るから薬は飲まないってかんじですよね。どちらがいい悪いではなく、国によってだいぶスタンスも変わりますね。

でも個人的には、つわりによって点滴生活になったり中絶を選ぶくらいなら、承認されている吐き気止めを個人輸入してでも飲んだほうがいいと思うのです。

 

今はとにかく日本食が恋しい。先日、街の日本食レストランで沢庵や梅キュウリ巻きを食べたらまったく胃もたれせずに食べられて感動しました。素晴らしい。日本食最高。

来週からはお隣の国タイへ行き、バンコクでのんびり年越ししながら日本食を食べまくる計画です。

***

 

(今までの備忘録) 

10/14:初診。アポロ病院へ。既往について説明・初期の血液検査実施。

 

10/18:血液検査の結果をきく。抗カルジオリピン抗体IGMが43.5と高値で引っかかる。その日から低用量アスピリン服用開始。別途リウマチ科の先生にかかるよう指示を受ける。

 

10/21(6W4D):エコー検査。インドでは担当医ではなく専門の技師が行う。あとでもらったスキャンレポートには胎嚢、卵黄嚢、心拍、大きさ、心拍数について記載。異常なし。子宮頚管の長さについても記載あり。所見欄には次回は11-13Wのスキャン予定と記載。

 

11/7:別病院でリウマチ科を受診。抗核抗体と抗SS-A抗体の2項目を血液検査。どちらも膠原病にかかわる項目。

 

11/15:リウマチ科にて血液検査の結果をきく。どちらも陰性。ヘパリンが必要かどうか、抗カルジオリピン抗体IGMの再テストをしないといけない。それには6週間間をあけることになっているらしい。

 

11/18(10W4D):産婦人科にて問診と触診。体重が1か月前に比べて2キロ落ちているからつわり止めの薬のんで体重をキープしてといわれる。日本では未承認のドキシネートという吐き気止めとピンク色の謎の胃薬を処方されている。アメリカやカナダではポピュラーらしいが、今の時期の服薬は最低限にしたくて飲んでいなかった。それでなくてもアスピリン飲んでるし。我慢できなくなったら飲むか。

触診は医師が直接膣内と腹上から子宮をさわりながら行うもの。問題なし。2週間後にダウン症のスクリーニングのための検査をするとのこと。

 

12/1(12W1d):産婦人科にてエコー検査とダウン症等の染色体異常に関するスクリーニング血液検査。赤ちゃんはCRL62mmと大きくなっていた。頭の大きさ等も問題なし。はじめて、9Wの壁を越えた。心拍を見たのは2回あったけど、それからほどなくして二人とも亡くなってしまった。今回、またしてもエコーの先生に「ALL FINE」と力強く言われた時には泣きそうになってしまった。

 

12/2(12W2D):日本の実家で里帰り出産をすべく、里帰り希望の病院にTEL。一通り事情を説明し、日本へ帰国したら正式に予約することになった。そのついで?に母に妊娠を報告。今までの流産のことがあったから、報告するのはもう少し後でもいいかなと思ったけど、喜んでくれた。義母には年明けに話そう。

 

12/16(14W2D):産婦人科にて染色体異常スクリーニング検査の結果をきく。結果は低リスク。詳細が記載されたレポートを受け取る。日本と違ってこうした検査結果はすべて紙に印刷されて渡されるからありがたい。

検査方法をネットで調べてみると、日本ではあまり行われていない「NIPT」という手法らしい。日本では「新型出生前診断」と呼ばれているようです。クアトロテストよりも信ぴょう性が高いとか。なんにも考えずに受けたけど、インドってアメリカ帰りの先生が多いせいか、けっこう医療水準は進んでいる気がします。お値段はエコーと血液検査あわせて4500ルピーほどでした。8000円くらいですね。下記リンク先だと自費で20万円・・・げげええ

新型出生前診断のNIPTとは?染色体検査をするの?時期や費用は? - こそだてハック

診察室で心音だけ聞かせてもらったあと(心拍数153bpm)、抗カルジオリピン抗体IGMの再血液検査を行う。これで数値が高ければ、ヘパリンが必要になる・・・。でもヘパリンを打てば子供が生まれるなら、喜んで打ちます。子供を亡くすよりいいです。

1年3か月ぶりエントリ。現在のこと。

前回(2015.7)から1年3か月も期間があきました。

あれから不妊治療(AIH)を5回やりましたがかすりもせず。

主人は相変わらずED気味で、自己流シリンジ法でがんばる日々。

出口の見えない妊活。今年で35歳という現実にも焦る。

 

そんな中、今年の2月、主人に突然海外赴任の辞令がくだる。

行先はインド。

インドーーー!?

もちろん行ったことはない。

そして3か月後(準備大変だったけどはしょる)、主人がひとまず先に旅立ち、その2か月後(準備大変だったけどはしょる)、私もインドに移住しました。

 

インド生活、思ったより快適で楽しいです。

毎日新鮮です。犬や牛がそこらへんうろうろしてて、人と共存しています。よくインドはカオスと表現されますが、まさにカオスな国。日本人の感覚では到底理解できないことばかり。

不便なことや不快なこともあるけど、日本でも同じことはたくさんあるので、インドっぽーいwと言いながら過ごしています。

 

環境が変わったのがよかったのか、インドに到着して2か月後、自然妊娠しました。ヨガに週3でいってたのが功を奏したのかしら。なんだか知らないうちに主人もEDから復活していました。

現在6週後半です。

こちらの病院でみてもらってます。

初診時に、2度の心拍確認後の流産があること、筋腫の摘出手術などの既往を紙にしたためて持っていきました。それを見た先生(サリーを着て、アクセサリーもたくさんつけています)が、血液検査に自己抗体の項目も追加してくれたようです。

私は横浜の大学病院で不育症に関して自費項目含めて精査したので、異常はないだろうと思っていました。

ところが、抗カルジオリピンIgM抗体が43と陽性でした。これが陽性ということは、抗リン脂質抗体といって、自己免疫異常の一つで、これにより血液が固まりやすくなり、血栓ができやすくなる体質の可能性があります。また、自分の細胞を攻撃してしまい、流産を引き起こすこともあるそうです。要するに、不育症であるということです。

これはいったいどういうことだろう?日本でやった検査に同じ項目はあったけど、あのときはすべて陰性だったはず。

混乱しましたが、先生はとりあえず私に低用量アスピリン75mgを処方してくれたのでした。

低用量アスピリンは抗血栓作用がある薬で、不育症の治療でよく用いられます。

日本の病院でも、次回妊娠した時には不安だからアスピリンを処方してほしいとお願いしましたが「異常がなかったので処方できません」とあえなく突っぱねられてしまいました。

インドの先生に感謝です。

ちなみにアスピリンジェネリック医薬品でエコスピリンを処方されましたが、30錠で9ルピー(約15円)でした。むちゃくちゃ安いです。

とりあえずそれを1日1錠のみ、今日にいたります。

ちなみにアスピリンは市販のバファリンなどにも含まれていますが、こちらは低用量ではありませんので抗血栓作用はありません。あくまでも低用量なのがポイントです。ご注意ください。

あと、初診時に葉酸も処方されました。

そして2回目の診察である6W4Dの昨日、初エコーでした。CRLは7ミリ、心拍も正常でした。超音波の先生に「Everything fine.」と言われた時は泣きそうになりました。

そして超音波は日本のようにお股パカーン方式ではなく、寝台に横になり、タオルケットをかけて、その下からジェリーを塗った器具を挿入します。この方法のほうが恥ずかしくない。

 

そのレポートは患者である私に渡されます。ここも日本と違うと感じました。

血液検査の結果もオンラインで見ることができ、PDFに保存することもできます。印刷したレポートももらえます。これなら、日本に里帰り出産で帰国した際も、困りません。

エコーのレポートを見た先生、やっと笑顔になり「congratulation!」といって握手してくれました。また泣きそうになりました。

 

ただ念のため、自己抗体項目が陽性だったのでリウマチ科の先生にも診てもらうよう指示を受けました。

 

この子が、生まれてきてくれるかはわかりません。

私は9週で流産を2回やってるので、むしろ次の検診が山場です。

次のエコーは10週の予定なので、そこまで自分の心に予防線をしっかり張っていきます。

つわりもほとんどなく、なんでも食べれるし、出血もありません。

あ、こちらではつわり止めの薬と胃腸薬のシロップを処方されました。日本ではあまりきかないですよね。

わりとなんでも薬で解決するのかなーと思いました。

 

というわけで、現状でした。

D26 早くも終盤戦

高温期、早くも9日目です。

いつもなら期待してるとこなんですが。

 

今周期のタイミングが。

ぜ・・・全敗でした。

今周期は人工授精せず、自然なタイミングでいこうといっていた矢先。

旦那が、、、うまくできず。

わたしもそれ以上がんばれず。

ちーん。

 

D16の卵胞チェック、すくすく20ミリのまんまるに育ってくれてた。

のびおりも増え、しくしく下腹部痛もした。

悲しいくらい順調な排卵だった。

 

旦那は、全面的に協力してくれるんだけど、たぶん心が追いついてない。

そういう状況にさせてしまって、ごめんね。

男の人は女の人以上に、心の盛り上がりが必要なんだよね。

新婚の頃に戻りたい・・・。

いまドラゴンボールがあったら「妊活の知識を私たちから消し去って、なにも知らなかった頃に戻してくれー!」と頼むであろう。そんなかんじ。

 

次周期は、人工授精もしていこうね、ってことになった。

保険は大事。

 

*****

 

週2ですが、前の会社で派遣として働き始めました。

久しぶりにヒールの靴はいた。足痛い。

でも、ものすごく気がまぎれるぜ!!

週2ってとこがポイント。

D13 AMHの結果&卵胞チェック

今日は生まれてはじめて卵胞チェックにいきました。

午前9時半、すでに20人くらいいる。相変わらず盛況っすなあ。

10分くらいで呼ばれて、診察室に入ると今日はメガネの男性の先生。ちゃんと名乗ってくれて、のほほんとしてて、ほっとしました。

あー、わたし、やっぱり女医が苦手なのかも。男性のほうがあたりが柔らかい気がする。女同士容赦ないんだもの、女医さんって・・・。

 

まず、前回のAMHの結果を伝えられました。

4.4ng。

これは、年齢相応の数値だそうです。

卵子の在庫はあるから、焦ってステップアップしなくてもいいよ、といってくれました。

よかったー。排卵誘発剤使うかどうか、そういう話も一切なし。

夫と相談した結果、今周期は人工授精はやらずにタイミングでいきたい旨も伝えました。

 

それをふまえて、次に、内診。

右側の卵巣に16ミリの卵胞あり。内膜は約9ミリ。頚管粘液はまだまだ少ない。

自分でやってる排卵検査薬も、D10~本日D13までド陰性なので、エコーと合致してます。

卵胞が一日1~2ミリ成長し、約20ミリ前後で排卵することを考えると、D15~16くらいの排卵かもしれない。

だいたい、おなかがもにょもにょしはじめて、3日目くらいに排卵することが多いので、体感とも合致するな。

 

・・・。

 

ここまで考えて、「あれ?今までやってきた自己流タイミングと一緒なら、クリニック行く必要なくね?」と思ってしまった。

まあ、クリニックは補助的に通ってみるくらいで、ちょうどいいのかもしんない。

卵巣年齢やホルモン値は、自分ではどうしたってわからないわけだし。

 

不妊専門の病院はね~、あそこも商売だからさ、ちょっと数値が悪いとすぐに治療(投薬や注射)をはじめてしまうからね」とY先生がいっていたことを思い出す。

 

悪気はないのよ。だって商売だから。妊娠させるのが目的のとこだしさ。

こんな片田舎の一番高いビルのてっぺんに、でででーんと構えていられるのは、のっぴきなしに訪れる、わたしのような患者がいるわけで。

だったらうまく活用してやろう。

そう思った次第です。

D2 クリニックデビュー

高温期11日目あたりから体温はどんどん下がり、昨日リセット。

腹痛はないけど、貧血からくる頭痛と眠気、だるさがひどい。

昨日は立っていられないくらい眠くて、夜10時にはバタンキューでした。

  

そして本日は近所の不妊治療専門クリニックにはじめていってきました。

月曜の午前中なのに、常時2~30人いる混みっぷり。盛況っすなあ。

 

今までやったホルモン検査とかの結果を全部先生に渡して、方針を相談。

ホルモン値は基準内だけど、流産してしまうのは卵子の質がよくないのかもねーってことで、排卵誘発剤使うかどうか検討することに。

排卵はちゃんとしてるんで黄体ホルモン補充したほうがよくないですか?ってきいたら、黄体は元をたどれば排卵した卵子なので、いい卵子を作ればよい黄体ができるという理屈らしい。

 

とりあえず今日はAMH検査をやって、次回卵胞チェックをするときに決めることにしました。

AMH検査は、卵巣にあとどのくらい卵子の在庫が残っているか調べる検査で、これが低いと早期閉経するかもしんないからステップアップ急いだほうがいいかもよ、ってことになるらしい。

 

いよいよ次回は卵胞チェック。排卵は無事するのでしょうか?