足るを知る

インドで妊娠→日本で里帰り出産

医療保険は使ってなんぼ

医療保険や死亡保険の保険金・給付金を支払う部署に6年ほどいました。

 

生命保険会社において、営業が保険の入口だとしたら支払が保険の出口。

お客様にダイレクトに商品(お金です!)をお届けできる部署なのでやりがいはありました。

 何万件も支払いをやってきて思うのは、医療保険って使ってなんぼだよな~ってことです。

 

結婚や妊娠を機に医療保険に入るか迷う方が多いと思います。

個人的には「保険料が安い掛け捨ての医療保険念のため入っておきたい」なら、加入する必要性は低いです。

不慮の事故や病気に備えて保険に入っておかなきゃって思うのはわかりますが、日本には健康保険があって傷病手当や高額療養費制度もあります。

 

後述しますが、元をとれる見込みがあるなら医療保険は入ってもいいと思います。医療保険は使ってなんぼです。

余談ですが昼間のCMでよくやってる「80歳だけど加入できる~」「持病があるけど加入できる~」はおすすめしません・・・保険料クソ高いのに給付日額5000円とかやめてお願い!!不安な老人を狙い撃ち!!(保険料高いから保険会社は儲かるね!)

 

ちなみに私の医療保険は、

<入院給付金>

 日額(日帰り入院含む):5,000円

 女性特有の疾患による入院特約:日額5,000円上乗せ

<手術給付金>

 手術の内容によって入院給付金日額×10倍 or 20倍 or 40倍のいずれか

という内容です。

昔タイプの医療保険で、手術給付金の支払内容が手厚いのが特徴。

 

上記に月々2,300円の保険料を払ってます。一見安そうに見えますが、10年更新タイプで、10年間で276,000円もの保険料を支払うことになります。ちりつもですね。

10年間保険をまったく使わなかった場合(健康でいいことだけど)30万近くを謎のあんしん料として保険会社に献上することになります。

もちろん掛け捨てなので、途中解約しても戻ってくる解約返戻金はゼロ。

だから保険料が安いというわけ。

 

私は保険加入後に判明した子宮筋腫の入院手術で15万、切迫流産の入院で10万、流産手術2回で20万、合計45万を医療保険から支払われました。累計保険料が276,000円なので、いちおう元はとれてます。

(健康で何もないのが一番ですけどね!)

 

そしてこれから予定帝王切開なので、9日間の入院+手術で14万請求できる予定です。

一般的に民間の医療保険は妊娠関連は支払対象外です(人工中絶も)。

ただし、子宮外妊娠、切迫流産、切迫早産、流産、妊娠悪阻、帝王切開など「異常妊娠や異常分娩」の入院・手術は医療保険の支払対象となります。正しくはご加入の保険約款を確認ください。

 

24歳で加入したこの医療保険、ネックなのは10年更新タイプなので、保険を続けるためには34歳、44歳、54歳・・・と90歳になるまで更新し続ける必要があります。

保険料は更新時の年齢から算出されるので、10年ごとに上がっていきます。24歳→34歳のときはそれほど変わらなくても、健康リスクが増える44歳の更新時には保険料がドカンと上がる見込み。

そのときにこの医療保険を続けるのかよく見極めたいと思います。

 

ダラダラ書きましたが、言いたいことは、保険は使ってなんぼです。

医療保険に加入したときは多くの方が健康だと思います。自分が入院や手術をすることなんてあまり想像できないと思います。だからこそ、入ってあんしん☆終わりじゃなくて、使えるシーンがあったら遠慮せず保険を使ってくださいね。

 

女性の場合、医療保険の使いどころは妊娠出産関連が多いと思いますが、妊娠中に加入しようとすると、その妊娠に関わる給付金は免責 or そもそも加入できないこともあるので、結婚する前か直後に加入を検討するといいと思います。

 

あとは保険の内容。特約はなるべくつけずにシンプルに入院・手術が出ればいい。特約をつけると保険料がドンとあがります。特に先進医療特約なんて、月々安いからつけたくなっちゃいますけど、先進医療を受けられる機会はほぼ来ませんから・・・。

 

医療保険に加入していて、過去に入院や手術をしたけど対象になるかわからない場合。保険代理店は加入時のことやライフプランには詳しくても、肝心の支払対象になるかならないかはわかってないことが多いので、不安なら自分で直接保険会社に問い合わせたほうが早いし確実です。女性だと女性器(子宮とか卵巣とか)に関わる病気を代理店に話しづらいときもあると思うので、そういう場合も直接保険会社のコールセンターに相談でOKです。

 

昔タイプの医療保険だと、顎骨を削るような抜歯をした場合、神経や筋肉を操作するような良性腫瘍の摘出をした場合など、手術給付金が請求できることがあります(各保険の内容や会社の支払方針によります)。あとは日帰りの大腸ポリープ切除とか。意外と検査だと思って請求してこない人多そう。

 

日帰りであっても、入院であれば領収証の入院料の欄に算定されています。

検査だと思っても、手術をしたのであれば領収証の手術料の欄に算定されています。

領収証もらったらまず確認してみてください。

 

せっかく高い保険料を払っているのですから、もらえるもんはきっちりもらっていきましょーという話でした。

正社員やめたけどあんまり後悔してない

大学卒業して10年、正社員で仕事をしてきた。

入社して7年目に結婚し、産休と育休をとって時短で働き続けるつもりだった。

私も「保活」にいそしむんだろうなってニュースをみながら漠然と考えていた。

 

でも結婚直後に妊娠してすぐに出血がはじまり、切迫流産で10日ほど入院したときに、仕事をしていることそのものが、ものすごくストレスだったことに気付いてしまった。

自分の中で赤ちゃんの命が消えていこうとしているのに、そのことより、休むことで職場に迷惑をかけていることにイライラしている自分がいた。

 

その時初めてなんかやべえなって思いました。自分が。

 

赤子の命<仕事 になってる。

いや、

赤子の命<体面 かな。

 

働いていた会社は上場企業で給料もよく福利厚生も完璧で、やめるなんてもったいない環境だった。全社をあげて女性の活躍推進をするような会社で、文句を言うなんておかしい。しかし、そう思えば思うほど自分の気持ちにうまく対処できなくなっていった。

 

今がつらいからやめたいだけじゃないの?

やめたらもう戻れないよ?

ていうかやめて専業主婦になってあなたになんの価値が残るの?

 

だましだまし働きつつ、2年くらいずっと悩んだ。

 

子どもがうまくできずに、できても流産してしまって、まわりの同期に妊娠→産休&育休→時短復帰という子が増えてくると、スムーズにいかない理想と現実にイライラと焦りがつのった。

 

あせりとは裏腹にキャリアは順調で、入社9年目に上司に2度目の昇進を告げられた。しかし、断った。今以上に成果を出すとなると、精神的にやばそうだなって本能的に思ったから。でも決まったことだからとあっさりいわれ、私は昇進した。

 

いま思うと、会社は結婚後も働く女性をゆくゆくは管理職にさせたかったのだろう。会社全体がそういう取り組みを熱心にしていて、私を含め一定数の女性がそういうレールにのせられていた気がする。

 

昇進してラッキーなんてまったく思えなかった。

ものすごいプレッシャーだった。

がんばらないという選択肢がなかった。

 

子どもができていわゆるマミートラックにはまった同期からも色々いわれた(しかし私の会社では自らマミートラックにはまりたいと願う女性社員のほうがはるかに多かった。仕事はやめず、しかしがんばらず、能力はあってもなるべく目立たないように気をつけて、家庭と育児も両立したいと願う女性社員は現実にはものすごく多いと思うんだが、メディアに出てくる育児中の女性ってみんなバリバリ昇進したいと願っているように見えて違和感)。

 

25のときに見つかった子宮筋腫は流産を経て急激に大きくなり、電車で席をゆずられるくらい下腹部が出ていた。

のちのちMRIをとってみると、漬物石のような巨大な筋腫が子宮を押しつぶしていた。

 

これはなんだ。からだからのメッセージか。休めというメッセージか。

とりあえず、妊娠するために手術しよう。そう決意してリュープリンで筋腫を縮め、腹腔鏡で切除した。

その後も仕事に復帰して黙々と働いていたが、手術後1か月くらい経ったとある晩秋の夜、夕飯を食べながら夫にぽろっとこぼした。

「あのさ、仕事やめようと思うんだけど」

 

夫は反対しなかった。

そこからは早かった。

夫婦で話し合った翌日、上司に退職の旨を伝えていた。

形式上は引き止められたけど、とんとんと退職話はまとまり、半年後には退職していた。

結婚でも妊娠出産でもない理由で退職することは、いまどき珍しいのかもしれない。

でもあのとき辞めないとだめな気がした。

 

世の中には、働きたい女性がたくさんいて、保育園入りたい日本死ねと憤っている。

休みたかった私のような人間はちょっと肩身が狭い。

でもいいんだ。10年、手を抜かずに自分なりに悩んでもがいて働いた。それは私の自信につながっている。

正社員をやめて3年経とうとしている。その間にインドにいって、妊娠して、いま実家にいる。人生はどうなるかわからない。

 

体調はずいぶんいい。筋腫は復活しているけれど妊娠に支障はないし、保活もしなくて

いいし、夫婦仲もとてもいい。赤子は腹の中でぐにょぐにょと動いている。5年間夢にまでみた妊娠生活だ。自分が過去にしてきた選択で「今」がある。

 

私は私を守るために、キャリアを捨ててストレスフリーな環境を選んだ。そう思うことにしている。

 

そんな私も、子どもがうまれて、育児ノイローゼになって、外に出て働きたいと願うのかしら。

 

それでも、あの時やめなければよかったと思うことはないと、私は確信している。

仲介不動産担当者へのグッチー

実家のすぐ近くに2DKのアパートを借りてそこで私と赤子は1年ほど暮らす予定なので、いま賃貸の契約を進めているんですけど。

まー、担当が仕事できない。

30代の女性なんですけどね(一緒やん)。

こちらから督促しないと動かない、教えない。

 

審査通って、契約前に金額の見積もり送れって何度も督促してるのに反応なし。必要書類の連絡もなし。あのー、わたし銀行行かないといけないんですけど。明日契約だからさすがに電話したら「担当が今日休みなのでかわりにお答えします」。

えー・・・?

賃貸の契約って、こんなんだっけ・・・?

田舎だからのんびりしてるのかな・・・?

賃料安いからってなめてんじゃねーぞ。

 

今まで数回仲介で部屋を借りてるけど、こんなグダグダなのはじめてー。

忙しいなら今後の手順とかメールのひな型作っといて機械的に流せばいいじゃん。

なんでこんな定型の仕事もできないのだ。3月繁忙期だから?ていうか休むなら残務片づけていけよ。

こっちから督促しないと動かないっての、どの仕事もそうだけどほんとダメだなあ。

 

仲介手数料(家賃一か月分)払いたくないよう。ネットに物件載せてるだけじゃん。

 

すいません、完全なる愚痴でした!赤子は元気です!

鉄 強化週間

7か月後半の26週になり、胎児も順調に1キロを超えて蹴りが激しくなって参りました。左わき腹のポケットに入り込むのが好きらしい。

 

妊娠中って鉄20mgとかいいますよね。

20週でやった血液検査で「貧血気味。まだ鉄剤はいいけどいずれ飲んでもらうかも」と言われたので安直な私は鉄分を意識してとるようにしました。

2週間後にまた血液検査なんで、それまでに改善したるわい。

でも通常の食事からじゃどうしたって20mgは無理なのでサプリなどを飲んでいます。

 

ちなみにインドの病院でも中期からマルチビタミン、カルシウム、鉄のサプリを処方されました。でもね~1粒が親指の第一関節くらいあるから絶対飲み下せない。

ためしに鉄を半分に割って飲んでみたら鉄臭で吐き戻しそうになりました。

 

【サプリ】

小林製薬葉酸・鉄・カルシウム。

鉄は1日3粒で13.5mg。

小粒で飲みやすい。安価。手に入りやすい。

 

【補助食品】

セブンプレミアム 鉄+Ca入りベビーチーズ

1つで鉄2.5mg。

 

③フルグラ

1食分50gで鉄5mg。

カルビー フルグラ 800g

カルビー フルグラ 800g

 

 ④永谷園 冷え知らずさんの生姜野菜コンソメスープ

1杯で鉄2.1mg。

 

①+②+③+④=23.5mg

 

①②は基本毎日食べてるので最低16mgは確保できてることになるのかな。

あとは楽しくバランスのとれた食事を!

予定帝王切開だから予定日より1~2週間早く産むことになるし、それまでにできるだけ胎児の体重を増やしてあげたいです。生まれてくれるだけで嬉しいけど、ただでさえリスクのある高齢出産。低体重児は避けたいです。

哺乳類になる

市の両親学級の3回目に参加してきた。

テーマは赤ちゃんとの過ごし方。

沐浴の実習をやってみて、3キロの物体に腰が悲鳴をあげた。同じグループの20代の子が軽々やっているのを見て、若いっていいなと心底思いました。

赤ちゃんの夜泣きについてのDVDもみた。延々と泣かれても自分を責めたり揺さぶったりしないでねというもの。泣かれると理由を探したくなるけれど、特に理由もなく泣くこともあるそうな。

 

自分が赤ちゃんだったころの記憶がある。一番古いのはおむつが湿って冷たくて気持ち悪くて泣いているところ。次に雨の中ベビーカーでお出かけしていて、レインカバーがなんだか気持ち悪くて憂鬱な気分になっているところ。

どちらも「不快」という感情とリンクしている。

赤ちゃんは話せないけど感じている。そして感じていることを周囲に伝えようとしている。

泣くのはその手段のひとつかなと思うけど、実際生んでみたら頭でそう理解していても(親の)感情が追い付かないこともたくさんあるんだろうな。

 

保健師さんの話の中で印象に残ったのは、母乳を出しやすくするために家の中ではできればノーブラでいてね。おっぱいが揺れるとそれがマッサージになって母乳が出やすくなるし、ほかの哺乳類はブラブラさせてるでしょ?という話。

 

えっ

そうか、私は哺乳類だったのか・・・といまさら衝撃を受けた。

 

物心ついたときから「ブラジャーはつけましょう」「バストメイク」「寄せてアゲる」「乳垂れダメゼッタイ」「ノーブラ=だらしない」という刷り込みがなされているので、

「おっぱいを出すためにノーブラでいましょうね」という言葉に脳みそがついていかない。

妊娠すると女は動物になることを求められる。なんせ自分の乳房から母乳を出すのだ。

動物だよなあ。ギャップがすごいぜ。

 

***

 

インドに単身赴任中の夫は、プレパパ用アプリとやらを使って現在の私と胎児の経過を確認してるそうだ。

その中にある「今週パパがすること」というコラム欄に違和感を覚えるといっていた。

「ママはいま大変な状態です。家に帰ってきたらなにかひとつでもお手伝いをしましょう」って書かれてるんだって。

 

いや、お手伝いって。

なにかひとつって。

ガキかよと。 

 

インドにいて何もしてあげられない歯がゆさも手伝って呆れたらしいです。以上。

準備したもの覚書(マタニティ中期)

お腹が出てきたあたりからちょこちょこマタニティ用の服を準備しはじめました。

いまは仕事をしていないので家にいることが多く、ゆったりめのニットやワンピを着て、マタニティ用のタイツやズボンをあわせることが多いです。

仕事を辞めて以来、からだを締め付ける服が好きではないので、着心地がよさげなものを選ぶことが多いです。

 

*マタニティショーツ・・・15wと19wに合計4枚

インド在住時、バンコクに旅行中にデパートで購入(ややこしい)。日本帰国時に長時間のフライトがあるので体を締め付けないすっぽりタイプのショーツがほしかった。ワコールのすっぽりタイプ1枚、ローライズタイプ2枚を購入。ローライズはパンツの上に大きくなったお腹が乗っているような感覚がして気持ち悪く、あまり履かなくなりました。

日本に帰国しメルカリで犬印のショーツを追加購入。やっぱりすっぽりタイプはおへその上まで覆われるから安心します。でもものすごく「でかパン」なので、下着にセクシーさや美しさを求める人は苦痛かも・・・w(私は喜んで履いてますが)

 

*マタニティブラ・・・15wと20wに合計3枚

バンコクでワコールのブラを購入。肩ひものアタッチメントを外すと授乳もでき、ホック無しで上からかぶってつけるタイプ。作りがしっかりしすぎて、逆に普段はつけてないです。次に西松屋でハーフトップタイプを2枚セットで購入。1000円もしなかったとあって、ものすごく薄っぺらい。サポート力とかはなく、ただの布。つけててもつけなくても何も変わらないけど、なんとなくつけてる(楽だから)。

マタニティブラは専用のものをわざわざ買わなくても、しめつけないタイプの綿のブラトップ(無印とか)でも十分代用できたかなあと思います。

 

*腹帯・・・19w

日本に帰国して犬印の妊婦帯を楽天で購入。腹巻タイプであたたかいです。補助ベルト部分はマジックテープでとめるタイプ。お腹が大きくなってきたら妊婦帯に補助ベルトをつけて支えるそうだけど、まだこれを使うほどではないかな。腹帯というか腹巻として愛用してます。

 

*マタニティズボン・・・19w

犬印のらくちんパンツを2枚(チャコール、ブラック)と、メルカリで無印のマタニティジーンズを購入。らくちんパンツはタイツとしてワンピースやチュニックの下に履いてます。真冬は寒いかも。でもお腹回りはほんとにらくちんでガンガン履いてガンガン洗ってます。無印のジーンズは締め付けたくないのでスキニーではなくボーイフレンドタイプにしました。

 

*マタニティストッキング

バンコクH&Mで3足購入したけど一度も履いてないです。仕事をしてたら履いていたかも。ストッキングタイプなのでどうしてもお腹回りがきつくなりそう。

 

*抱き枕・・・20w

横向き寝のサポート用に購入。買ってよかった!抱きついて毎晩寝てます。シムスの体位で寝やすいです。カバーが洗えるのでよだれ垂らしてもOK

 

*スリッポン・・・24w

お腹が大きくなって紐靴を履くのがおっくうになってきたのでコンバースのスリッポンを買いました。春が近いのでホワイト/ネイビーで。まだ生地がかたいので履くときに靴ベラ使ってますが、合わせやすいしがしがし歩けるのでお気に入りです。

 

*マタニティパジャマ

以前流産したときに買ったマタニティ用のパジャマを今でも着ています。5年越しの大活躍!

あとは帝王切開の入院用に前開きパジャマをメルカリで買いました。2着で1800円^^

24週 体重と腰痛

妊娠7か月、24週5日でついに妊娠前体重を0.5キロ超えました。

赤ん坊の体重がいま約700gだから、ちょうどプラマイゼロくらいか。

 

日本の基準では7~12キロの増加がのぞましいようなんで、まだまだ太れるんだけど、増加のペースがやばい。

日本に帰ってきてからたった40日で、約3.5キロ太った計算になるぜ・・・。

ちょっとゾッとした。赤子の体重の増加なんか数百グラムだから、増えた分のほとんどは私の肉だよね。

インドでは体重が減り続けて焦ったのに、日本おそるべし。

朝からごはんが美味しいんだよねー。自家製ヨーグルトに自家製パン。あ、今日は「あこ酵母」でくるみパン焼きました。

やべー太るー

 

そして急にお腹が大きくなってきたからか、腰の右側に強烈な腰痛が発生。

いま、垂直な動きしかできません。前かがみにしゃがむと死ぬ。

落ちたものを拾おうとしてかがむのがこわい。

インドに再び行く可能性

今日、人事に問い合わせていた内容に進展があったと夫からメールがきた。

問い合わせ内容は、私が子どもをつれて再度帯同するかしないか、そういう話だ。

 

問い合わせの結果、私(と子ども)はインドにまた行くことができるらしい。

夫はうれしいみたいだ。

そりゃそうだ。インドで単身赴任はつらいもの。

 

はじめは、産んで1歳くらいになったらまたインドに行こうと思っていた。

家族は一緒にいるほうがいいと思うし。

ただ、日本に帰ってきて、快適な生活の中でお腹がどんどん大きくなってくると、インドにまた行くのが怖くなってきた。。。

私だけなら平気だけど、乳幼児を連れてインドへ帯同。あのカオスな国へ。

実際、1歳前後で連れてきてるお母さんはたくさんいるし、その姿も見てきたから大丈夫だとは思うんだけど、はじめての育児であたふたしながらインドという過酷な国でやっていけるのか不安でしかたない。

〇〇ちゃん、豚インフルエンザにかかっちゃったらしいよ~とかきくと何それ!?ってなるし、夫がかかったデング熱も怖い。

狂犬病マラリア、日本にない病気がたくさんあるインド。水も食べ物も衛生的とはいえないし。予防接種はどうするの?考えるだけで憂鬱。

まだ行くとは決まってないけど、もし行くとなったら考えること、調べることがたくさん出てくるだろうなあ。

ヨーグルティアで発酵妊婦生活

妊娠中ですが、快便です。

 

インドで納豆を作るべく購入したヨーグルティアを使って、せっせとR1(飲むヨーグルトタイプ)を種にしてヨーグルトを自作しています。

item.rakuten.co.jp

 

実家メンバー3名(私、姉、父)が毎朝モリモリ食べるため、1L分作っても3日でなくなります。母は乳糖不耐症なのか、ごろごろするらしくて食べません。

グラノーラにかけて食べるとおいしいよねーヨーグルト。

妊婦はいつもより意識してカルシウムを摂取せねばならんので、たくさん作れてお得な自作ヨーグルトは助かります。

 

今日はホシノの天然酵母起こしをヨーグルティアでやりました。

28℃で24時間発酵させると、ぷくぷく泡が立って、おお生きてる!と感動します。

これを使って明日はパン焼くぞーい。

 

でも発酵生活の中で一番効果が実感できるのは、米麹の甘酒。

米麹と炊いたお米と水を混ぜて60℃で8時間寝かせるだけなのに、喉が焼けるくらい甘く糖化する。

豆乳にまぜて飲むと、まさしく肌がぷりっぷりになります。

甘酒の甘さが苦手でも、豆乳で緩和されて飲みやすくなるので、お試しあれ~。

 

ヨーグルティア楽しい。

てか、発酵が楽しい。

醸してる。

 

最後に、最近飲んでるカフェインレスコーヒー。

ちょっと薄いけど、夜も気にせず飲めるからお気に入り!

24週 自動人間製造システム

昨日の検診で赤子は週数通りの大きさに育ってました。

今日から7か月目突入。体重約650g。

たまたま脇にあった栗ようかんの箱より重い。

 

でもまだお腹の中にいて、私の養分を吸って大きくなってね。

だって君はまだ目も開いていないし鼻の穴も開通していないんだよ。

外の世界はばい菌がいっぱいいて怖いから、お腹の中が安全よ。

 

まったく妊娠というのは不思議なシステムだ。

もちろんセックスという行為をしなければ子は為せないのだけど、その結果子ができるかは運次第。たとえ当人たちが子がほしくなくても、そのタイミングがくれば精子卵子は勝手に出会い、受精卵を創り出し、細胞分裂を開始する。

そこに人間の意志など介在しない。

母体にとって本来異物である受精卵は「私を攻撃しないでくださーい」と信号を出しながら卵管を転げ回り約一週間かけて子宮にたどりつく。

そこでやれどっこいしょと根付くのである。

ここまで人間の意志関係なし。もはやミラクル。

 

そんで根付いた受精卵に気付いた私の脳みそは「あっなんか受精したっぽいので次の排卵とめてください!あと黄体ホルモンじゃんじゃん出して」とかなんとかビシバシ指令を出すのである。いつ出したの?ってくらい記憶にない。このころ私はのんきにインドでヨガやってた。

 

そうして私のからだは劇的に変化していき(現在腰が痛い)、子宮と胎盤という命の装置のもとで夫と私の遺伝子の設計図に基づいて新たな人間が製造されはじめるのだった。

これってすごいことだ。

どんなにテクノロジーが発達しても、この自動人間製造システムは模倣できないだろうな。

この仕事はたぶん、ないがしろにしちゃだめなやつだ。

もろ命にかかわることだから。

生まれて当たり前って思っちゃダメなやつだわ。

だから生まれてきてくれたら、それがどんなに奇跡だったのかを、いつかお腹の中にいる我が子に伝えたいと思う。

まあでも思春期あたりになったら「好きで生まれてきたわけじゃない」とかなんとか反抗してくるんだろうな。ふふふ。青いな。親(私)が子がほしいと思ったのは事実だけど、空恐ろしいほどの生命力で生きようとがんばったのは君だよ。私は腹を貸しただけだ。だから人間として生まれてきただけで「すごいね」なんだよ本来は。ほんとにね。